ゆりどく

百合的な何かを書いていこうかなと

小説

【薬屋のひとりごと】「好きな人に嫌われたくない」は百合ではない

薬屋のひとりごと2期が始まりましたね。まさか2期があるとは知らなくて、びっくり&大変うれしいうれしいとなっています。 さて今回はアニメ1期9話以降を見ての感想を書いていきます。 主な登場人物について。 阿多(アードゥオ)妃上級妃と呼ばれる後宮で最…

【2023年ベスト百合カップル】カクヨムで300話以上掲載されててそれを4周読破してるんだから彼女たちを選ばないのは嘘

個人的に一番刺さった百合カップルは誰なのかを毎年考えてます。とはいえ今年に関しては考えるまでもない。とある百合小説に嵌りまして300話×4周ほどしています。合計1200話。何度読んでも飽きない。こんなに沼っているんだからどう考えても彼女たちが2023年…

【2023年12月の百合活動報告】お気に入りの百合漫画が2つも終わって悲しみ

12月に読んだ百合はこちら。 笹百合ねね先生『百合色の小瓶: 幻想百合小説短編集』 みかん氏先生『先輩、美味しいですか?』3巻 ヨドカワ先生『毎月庭つき大家つき』4巻 かめじろ先生『シルフの花姫』1巻2巻 雨水汐先生『女ともだちと結婚してみた。』4巻 檜…

不作と過労【2023年11月の百合活動報告】

11月に読んだ百合作品。 入間人間先生『安達としまむらSS』入間人間先生『安達としまむら99.9』U-temo先生『私だけの痛みをください』大島永遠先生, 大島智先生『放課後 Another Story2』 『ブルーリフレクション 幻に舞う少女の剣』もクリアしました。 体調…

あらゆる勢力派閥から好かれている女がすき

あらゆる勢力派閥から好かれている女がすき。物語でそういう主人公がたまにいてとても良き。 周囲の人間は主人公の実力を知らないけど、依頼や頼まれごとをこなして少しずつ実績を積み上げて、周囲に大きな影響を与えていく。このとき主人公は有名になってや…

ずっと夏バテなので、もはやもう慣れてきた【2023年8月の百合活動報告】

8月の百合活動報告 ちさこ先生『つよいオンナがスキ』1巻みかん氏先生「アレしないと出られない部屋らしい」ミト先生「姫様と私の新婚旅行」ミト先生「メイド姿でご奉仕させて!」 はまじあき先生「ぼっち・ざ・ろっく!」6巻檜原フキ先生『タダでは抱かれま…

夏休み(8月)の百合予定を立てるなどする【日記】

・夏休みに読みたい本の話 ・どれが恋かがわからない (3) どれが恋かがわからない 3 (MFC キューンシリーズ) 作者:奥たまむし KADOKAWA Amazon ・ぼっち・ざ・ろっく!(6) ぼっち・ざ・ろっく! 6巻 (まんがタイムKRコミックス) 作者:はまじあき 芳文社 Ama…

クーラーを捨てよ、図書館に出よう【2023年7月の百合活動報告】

7月に読んだ百合作品 雪子先生『ふたりべや』10巻 ウオズミアミ先生『冷たくて 柔らか 』1巻 木ノ歌詠先生『幽霊列車とこんぺい糖 新装版』 吉屋信子先生『屋根裏の二處女』 合計4冊積本とかではなくて、単純に欲しい本がなかった。そのかわり百合ゲーム、百…

週クラ602話分も読んでしまった話【2023年6月の百合活動報告】

6月に読んだ百合作品一覧。 森先生『感覚共有メイドさん!』1巻羽田宇佐先生『週に一度クラスメイトを買う話~ふたりの時間、言い訳の五千円~』1巻と2巻塀先生『上伊那ぼたん、酔へる姿は百合の花』4巻檜原フキ先生『タダでは抱かれません』5巻袴田めら先生『…

2023年5月に読んだ百合の話をしよう『少し前の百合漫画も大変良きでした』

5月に読んだ百合漫画 伊月クロ先生『彩純ちゃんはレズ風俗に興味があります!』4巻蓬餅先生『百合にはさまる男は死ねばいい!?』1巻2巻tMnR先生『たとえとどかぬ糸だとしても 』全7巻U-temo先生『今日はまだフツーになれない』全1巻 合計11冊。 新刊は上記2…

2023年4月に読んだ百合は「戦う少女の物語」

3月は3冊しか読めなかったので4月たくさん読めたはず。 詳しく見ていこう。

「おっぱいちゃん」一人で生きていくのに慣れていた少女の運命を変えた出会いの物語

カクヨムで掲載されている「おっぱいちゃん」を読みました。 kakuyomu.jp 読みましたというか、大好きな百合小説なので定期的に何度も読み返している。 初めて読んだ日からもう数年たってるけど、何度読んでも最高の百合だと思っている。 そういえばTwitter…

『生のみ生のままで〈下〉』病めるときも健やかなるときも愛し続けた社会人百合小説

綿矢りさ『生のみ生のままで〈下〉』の感想です。 前巻はよかった。 紆余曲折へて付き合うことになったふたり。みんなには秘密で隠れていちゃいちゃするのって良いものです。 それにしても続きが気になる終わり方でしたね。 何やら不穏な空気だし、バッドエ…

『生のみ生のままで〈上〉』ヘテロから徐々に移り替わる百合心

綿矢りさ『生のみ生のままで〈上〉』 綿矢りさ先生といえば蹴りたい背中かとかインストールとかですね(古い) それ以降は読んでなかったので久しぶりになります。 読みやすい文章なので、小説にあまりなじみがない方も読んでみてほしいです。