ゆりどく

百合的な何かを書いていこうかなと

【2023年12月の百合活動報告】お気に入りの百合漫画が2つも終わって悲しみ

12月に読んだ百合はこちら。

 

笹百合ねね先生『百合色の小瓶: 幻想百合小説短編集』

みかん氏先生『先輩、美味しいですか?』3巻

ヨドカワ先生『毎月庭つき大家つき』4巻

かめじろ先生『シルフの花姫』1巻2巻

雨水汐先生『女ともだちと結婚してみた。』4巻

檜原フキ先生『タダでは抱かれません』8巻

羽田宇佐先生『週に一度クラスメイトを買う話~ふたりの時間、言い訳の五千円~』3巻

 

8冊でした。忙しいのにそれなりに読んでてえらい。

 

 

 

笹百合ねね先生『百合色の小瓶: 幻想百合小説短編集』

Vtuberが書いた小説ということで敬遠されそうだが、彼女は地方の某文学賞を受賞すした経緯がある。内容はレトロチックでありかつ怪しげな魅力が漂う短編集。一昔前の少女文学を読んでいるようだった。ラノベとか現代小説ぽさがない。あと「硝子の砂糖漬け」がダブルミーニングになっているのおしゃれと思った。ガラスともショウコとも読める。

 

 

 

みかん氏先生『先輩、美味しいですか?』3巻
最終巻だった。もっと読みたかったのに百合漫画は短命問題だ。
どんな時でも飄々としている先輩だけど、本当に宮田のことが大好きなのエモいな。表情はあまり変わらないのに行動やアプローチが激しい。そういうのにあたふたしてしまう宮田だけど、結局受け入れるの良き。

 

 

 

ヨドカワ先生『毎月庭つき大家つき』4巻
俺も作業してたらいきなり人気アイドルに押しかけられて牛丼の差し入れをもらいたいな。人気アイドルがチェーン店の牛丼とかギャップ良き。でその後何するわけでもなく作業してる背後でダラダラ過ごしてほしい。彼女にとってきっと心地よい空間。

 

 

 

雨水汐先生『女ともだちと結婚してみた。』4巻
悩んだり臆病になったりするのは本当に好きだから。むしろそう考える時間が増えるほどより好きになっていくもの。ずっと仲良しでいてくれと思わない。そんな心配する必要がないくらいふたりの関係性に隙がない。最高のふたり。そして最終巻だった。近年大好きだった百合漫画なのに終わってしまったとても悲しい。

 

 


かめじろ先生『シルフの花姫』1巻
「どういう風の吹きまわしですか?」
「あら。風向きを変えたのはあなたよ?」
なんなんだこのおしゃれな言い回しは。日常会話にしたい。そして巻末ページのセクシーポーズ。かわよってなった。良き。明日は2巻が発売されるのでとても楽しみ。

 

 

で2巻もすぐ読んだ。

 

かめじろ先生『シルフの花姫』2巻
これは杞憂なのですが。サラに治療されて彼女に憧れるようになった少女Aがいたとしまして。サラのようなシスターになるためにたくさん勉強してやっと王都にこれたのに、そこで皇女と仲良くしているサラを見かけたら。そう考えると夜も眠れません。

 

 


檜原フキ先生『タダでは抱かれません』8巻
桐島都子、魔性の女すぎる。そういうことするのは付き合ってからという考えの新入生をさっそく手籠めにしている。しかもエスカレートしていくし。天然のたらし技術も初期に比べて段違いだ。さす都。

 

 

 

羽田宇佐先生『週に一度クラスメイトを買う話~ふたりの時間、言い訳の五千円~』3巻
宮城には宮城なりのロジックがあってそれに沿って行動してるんだけど思考回路が捻くれているんで一見じゃ分からない。彼女は今こんなこと考えてるんだからもっとグイグイいけええ!て仙台に教えたくなる。それにしても今巻では物理的な距離感が一気に縮まったな。大変良きでした。

 

 

 

あとTLで流れた百合漫画が刺さった。

 

読んでてとてもつらかったな。身体も重ねて心も通じ合ったはずなのに、相手にとってはしっくりこなかったようだ。仲が良くても恋人にはなれない。それでも縁が切れたわけではないのが救い。

 

 

 

今回の活動報告は主にツイートしたことをまとめたみた。Twitterはいずれ使えなくなるかもなので、ブログにも残しておきたい。

 

 

 

これは関係ないサムネ用


『女ともだちと結婚してみた。』シリーズの各表紙。おしゃれだしふたりの仲の良さが見てとれる。