ゆりどく

百合的な何かを書いていこうかなと

「おっぱいちゃん」一人で生きていくのに慣れていた少女の運命を変えた出会いの物語

カクヨムで掲載されている「おっぱいちゃん」を読みました。

kakuyomu.jp

読みましたというか、大好きな百合小説なので定期的に何度も読み返している。

初めて読んだ日からもう数年たってるけど、何度読んでも最高の百合だと思っている。

そういえばTwitterにもブログにも感想を書いていなかったので今日ここに書くことにしよう。

 

 

孤独が平気な人種はいる。主人公もそのタイプだ。おっぱいちゃんに出会わなかったら、主人公はずっと一人で生きていただろう。そういう意味ではまさに運命を変える出会いだったに違いない。

 

主人公は自分に自信がないタイプだ。また人付き合いもあまりしてこなかったので、人との交流に不器用なところがみられる。特に大切な人には傷つけないようにするあまり、距離を置いてしまう。そんな彼女に対しておっぱいちゃんは犠牲や代償があっても一緒に幸せになれると積極的だ。性格が違うふたりだけどうまい具合にかみ合ってるの大変良き。

 

ところでこの物語は主人公視点で語られるので、彼女自身の容姿についてあまり言及されていない。ただおっぱいちゃんは彼女のことをイケメン美人と評してるし、何人かの男からナンパされているので見目はいいのかもしれない。ふたりの美人カップル、末永く幸せになってほしいと思うのでした。