ゆりどく

百合的な何かを書いていこうかなと

百合が嫌いな人もいる

 

百合に対して不快感を覚える人もいる。特に昨今のソシャゲにおける百合のごり押しには辟易しているようだ。断っておくが百合嫌いについて否定しているわけではない。むしろそういった人たちが不快にならずに済む方法を今回は考えていきたいと思う。

 

 

よく言われているのが「棲み分け」だ。例えばR18の成人漫画は表紙にR18や成人向けと書いてある。これなら中身を見なくても成人向けと分かる。未成年やそういうのが苦手な人が読まないような仕組み。これが「棲み分け」だ。

確か百合にも「この作品には女性同士の恋愛があります」のようなマークがあったはず。これを百合作品すべての付ければ解決だ。

しかしちょっと待ってほしい。

そもそも百合とは人によって定義が異なるものだ。女同士の恋愛と銘打って過剰なスキンシップがあるようなら、それは百合マークを付ける案件である。

しかし女同士の親密な深い友情についてマークをつけるべきであろうか。もちろんこれは百合なのだが、そこまで過敏になる必要ないはずだ。例えば「魔法少女リリカルなのは」や「魔法使いプリキュア」は(少なくとも公式では)恋愛要素はなかった。友情に重きを置いたアニメである。これらの作品について百合マークは必ず付けるというのもおかしい気がする。

百合の定義は人それぞれ、そしてどういった百合が嫌いなのかも人それぞれ。ガチ百合が嫌いな人もいれば、女同士の友情が苦手な人もいる。それら全てを精査して、選別したものに「これは百合ですマーク」を付けるのは現実的ではない。

 

となると「自衛」するしかないのか。男が極端に少なく女が数多く出てくる作品はもう百合判定してもいいかもしれない。近年の百合推しブームにはこれくらいの気概がちょうどいい。

あるいは百合疑惑のある作品は自分でリサーチするとか。googleTwitterで検索すると数多くの感想レビューが出てくる。そこで女同士のやりとりについて言及していたり、百合好きが絶賛しているなら、その作品は百合嫌いにとって地雷である。避けた方がいい。

であるなら我々百合好きができることは、百合を感じた作品について感想を言っていくことではないか。百合の定義は人それぞれだから、どの部分に百合を感じたか具体的に述べていく。そうすれば百合嫌いな人が検索した際に少しは良くに立つかもしれない。

 

最近では百合作品が増えてきて、百合好きにとっては嬉しい限りだ。しかしその一方で百合嫌いな人にとっては少し生きづらい世界になってきているのかもしれない。

百合好きと百合嫌いの共存は現状かなり厳しいと思った。

 

 

 

 

 

今思ったんだけど例えのアニメ作品がちょっと古すぎたかもしれない。いにしえのオタクなので許して。

 

 

 

 

 

 

 

これは関係ないサムネ用

ところで百合が嫌いな人はMyGoについてどう思うんだろうか。全然いちゃいちゃしていない、むしろ嫌いあっている百合。