ゆりどく

百合的な何かを書いていこうかなと

男が転生して女になって女と恋愛するのは果たして百合なのか?【日記】

なろう小説でよくある異世界へ転生するパターン。異世界ではなんやかんやあるけど最終的には大活躍して周囲の人から認められ恋人もできるという。

転生だから赤ちゃんから始まったり、小さいころに転生したと思い出すパターンがある。もちろん外見も前世と大きく変わっているが大体の場合は性別の変更はない。ただまれに男から女に性別が変わっている作品もある。で、やっぱり物語の展開的にヒロインと良い仲になったりする。

さて中身男外見女が女の子と恋愛するのは百合といえるのだろうか?

 

 

答えは断じて否!

体が女だったとしても中身が男ならそれは百合じゃない。大事なのは外見じゃなくて中身という言葉をよく聞くがまさにその通りだ。体なんて所詮現実世界を認知するためにデバイスに過ぎない。

しかし思い出したパターンはどうだろうか?今まで女として生きてきたのに突然前世は男だったこと思い出したらそれはスイッチが切り替わるように中身が男になるのか。

 

そもそも男女の違いとは何かを考えたい。さきほども言ったように外見は大切じゃない。男の体だから男とである、女の体だから女であるとは限らない。重要なのは中身である。つまり自分がどう思っているかによって性別が決まるのではないだろうか。

 

「思い出した!私、前世は男だったんだ」となったとき主人公がそのあとどう思うか。人格が前世のときと同じようになるなら男だし、前世は前世としてただの知識となれば女のままになる。

つまり転生前の云々はさして重要ではなくて、今を生きている主人公が自分のことをどう考えてるかによって性別は決まる。

それが男なら異性愛になり、女なら百合となる。