ゆりどく

百合的な何かを書いていこうかなと

諸事情によりスマホ1つで夜の街を徘徊した話【日記】

諸事情。

 

 

 

平和な日本だし、スマホの電子決済があるので余裕だろう。
そう思っていた時期が僕にもありました。

翌朝の9:00には会社についていればいいので、その間どうやって時間をつぶそうか。
季節はもう秋になるので外でも過ごしやすい。これが真冬だったら4んでいたな。

とはいえずっと歩くのはしんどい。ホテルに泊まるのは癪なのでもっと安いところないかなと考えてみる。
最初に思い浮かんだのは漫画喫茶。漫画が読み放題で寝てもいい。さっそく近くの漫画喫茶に行ってみた。

 

結論から言うと無理だった。

 

施設を利用するには会員証を作る必要があるとかで、そのためには身分証明書を見せなければならない。そういった類のものは財布の中だし、財布は会社に置いてきている。お金はあるけど身分を証明するものはない。身元不明人には世知辛い世の中だ。
泣く泣く諦めて次の手段を考えることにした。

 

次に行ったのはカラオケ店だ。
ここも一晩過ごすに適していると思われる。学生さんはカラオケで一夜過ごした経験もあるのではないだろうか。

 

結論から言うと無理だった。

 

会員証はアプリをインストールすればいいので、これなら楽勝だと思った。で、無事にインストールもできたのでスマホの画面を店員さんに見せた。そしたら会員登録しますので身分証明書を提示してくださいとおっしゃった。

 

は?

 

アプリインストールした上に身分証明書も必要なの?どっちかひとつでいいじゃん。無駄な工程が多すぎませんかね?メール出した後に電話で「メールを送りましたので確認してください」っていうと一緒だ。というのを店員に言うのをしょうがないので、泣く泣く諦めて次の手段を考えることにした。

 

ちょっと遠いけどよく行くカラオケに行ってみたら、そこは電子決済に対応してなかった。けどその隣にあったお店は身分証明書いらない、電子決済可能という桃源郷のようなカラオケ店だった。

 

屋根あるって素晴らしい。

椅子があるって素晴らしい。

 

そこでずっと歌ったりしてた。

いや寝たかったんだけど、眠れなかったので歌って時間をつぶしていた。

 

朝5時に退店した。そのあと公園に行って日の出を見てから、朝から開店しているファミレスに行ってハンバーグセットを食べた。よく考えてみたら24時間ぶりの食事だ(一日2食朝夜)。胃が受け付けなくて吐きそうになったけどハンバーグ自体はおいしかったです。

 

そのまま遅刻することもなく会社に着いて、そのまま仕事した。

とても疲れたけどなんとかなってよかった。スマホさえあれば生きていけると思っていたけどそんなことなかった。意外と電子決済に対応していないお店ってまだある。多分僕の住んでいるところが田舎だからだろうか。

あと身分証明書は必須だ。お出かけするなら必ず持ち歩いておきたい。なんて面倒くさい世の中なんだ。やっぱり家から出ないのが一番いい。ひきこもりはいいぞ。

 

余談だけど前日は不眠で全く眠れていなかった。実質2日寝てないことになるので、仕事中はかなりやばかった。超てんちゃんが早口で何か言っている幻聴が聞こえてた。多分カラオケで超てんちゃんの歌を歌いまくってた影響もあるかもしらん。

 

 

終電にはかえします (ひらり、コミックス)

 

 

これは関係ないサムネ用。

寝床を探してうろうろしていた。もうちょっとで3万歩だ。