こんばんわ!りんです。
7月はいっぱい百合本を購入する予定ですので、感想もいっぱい書いていこうと思います。
今回本屋さんで買ったのは雪子先生の『猫とシュガーポット』
雪子先生といえば「ふたりべや」
女の子二人の日常を末永く見守る心に優しい百合漫画です。
しかし今回は日常百合とはほど遠い作品です。
先生の癖が強い百合をぶち込んだ短編集となっております。
全部で9作品収録されています。
その中で特に好きな3作品の感想を書いてみました。
こちらからどぞ
目次
シュガーポットは壊れない
書下ろし作品です。
引くほどのドMな糖香は彼女にフラれたばかり。
友人の誘いでハプニングバー(SM)に行くと
そこには会社の上司がいて…。
糖香を嘔吐させるシーンが印象的。
指をのどにいれてむりやり吐かせる。
何某VTuberさんも嘔吐フェチと聞きますし、意外とポピュラーな性癖なのでしょうか?
僕にはあまり理解できませんが、ここであえて考えてみる。
嘔吐している女の子の良いところ
・涙目になっている
・苦しんでいる
・恍惚とした表情してる
こう書いていくとまあわかる気はしなくもないですが、そこに行く過程で吐くってのはちょっと理解できないかもです。
世の中って広い。いろんな人がいるんですねえ。
私の幼馴染は…。
やばいくらいのリョナ好きドSヤンデレでした。
優等生タイプの女の子がいきいきとリョナを語るとか。
きれいだなって思う。
好きなことを遠慮なくぶちまけるの良き。
そういうやばい一面を幼馴染にしかみせないってのもてぇてぇ。
本人は優等生がリョナを語れば周囲の人間に引かれると思っている。
けど幼馴染だけに話すなんて、それはもう信頼の証ではないでしょうか。
蝶々の暇つぶし
メイド服は良いものです。
メイドさんも良いけどメイド服も好き。
黒い服に白のエプロン。
派手すぎないフリルとかめっちゃいいってなる。
そういえばここ最近メイド喫茶に行ってないかも。
コロナの影響でちょくちょく閉店してるみたいなので、営業している間に行っておこうと思う。
ランドリーメイドからレディースメイドに昇格したエミリー。
洗濯専門のメイドからお嬢様直属のメイドになるとか本当に2階級特進ですね。
エミリーはこの昇格に乗り気じゃなくて、メイドの仕事は籠の中の鳥とのこと。
死んだような気になるって意味でも2階級特進は合ってる。
うまいこというなあって感心した。
あとがきにもありますが作者はふてぶてしい従者萌とのこと。萌って久しぶりに聞いた。
分かる。
立場はしっかりわきまえたうえで従者の方が態度がでかいっていい。
主人と立場が逆転したらまたそれは別の百合になってしまいます。
あくまで従者という立場で、というのがポイント。
他にも鬼と山神も好きな設定でした。
ファンタジー好きとしてはこういうのいっぱい書いてほしい。
ファンタジー百合って少ないですからもっと増えればいいのに。
それからトリコチロマニアとかいういらん知識も増えてしまった。
やっぱり世の中って広い。いろんな人がいるんですねえ。