『悪いが私は百合じゃない』1巻 笑っちゃうくらいクズ過ぎるいつきの総受け百合マンガ

悪いが私は百合じゃない1巻の感想です。

主人公のいつきって性格があまり良くないってのが一週して逆に面白い。

いわゆる百合コメディな漫画となっています。
いつきは惚れ薬をなぜか本命に使いません。

事故が起きたり、偶然が重なったりで周囲の女子たちが飲んでしまいます。

普通なら惚れさせた相手をいいようにすると思うのです。

しかしいつきの場合は惚れられて積極的になった相手にたじろぎます。

そしていろんな女の子から攻められるのです。

総受けってやつでしょうか。
果たしていつきは思い人の男性教師(名前不詳)と結ばれることはできるのでしょうか？

 おおまかなあらすじ

強力な惚れ薬を手に入れたいつきは、好きな男性教師に惚れ薬を飲ませようとします。
しかし、万が一お腹が壊れたらいけないからとまずはクラスの委員長で試します。

惚れ薬の効果は覿面ですが、積極的になった委員長にいつきは抵抗できないまま好きなようにされてしまいます。
私は百合じゃないとか言いつつ、されるがままです。
最初は嫌がっていたいつきですが、生徒会長と付き合えたならみんなから羨望されると考えて受け入れようとします。

 

しかし、ここで惚れ薬の効果は切れてしまいます。

いつものクールな態度に戻った生徒会長です。

今までの振る舞いを忘れたのか、半裸になっているいつきを見て同じ同級生として恥ずかしいと言い放ちます。
偉そうな委員長は嫌いだし、やっぱり私は百合じゃないといったところで一話が終わります。

くずエピソード

いつきは基本的に自分本位です。
なので付き合う理由は好きだからじゃなくて、自分にどんなメリットがあるかで判断しています。
委員長は金持ちだから結婚出来たら金持ちになれると考えてますし。

2話に出てくるヤンキーの神定と恋人同士になれば、神定の威を借りてクラスメイトをカツアゲできて良いようです。

3話ではオタクいつきの友人のるる香は付き合うことでの利点がないからと他の二人と扱いが違います。

またいつきは委員長をセクハラされたことをネタにゆすろうとします。

惚れ薬を盛られた委員長のほうが被害者なのでは？

このページだけで最低、クズ、貧弱とさんざん言われてます。

 

百合漫画にしては珍しい性格の主人公

いつきのだらしない人間性が垣間見えました。
こんな主人公で大丈夫か？
問題ありすぎる気がします。
とにかく打算的な思考の持ち主です。
これはもう男性教師に惚れ薬を渡す展開はないかもしれません。
今は委員長のことがいちばん好きみたいですし。

あと意外なことに惚れ薬を使わなくてもいつきが好きな人はそこそこいるようです。

(オタクちゃんや後から出てくる後輩ちゃん等)
彼女たちはだめ人間が好きになる人種なのかな。

その昔にだめんずという言葉が流行りましたが、今となっては懐かしいです。

 

逆に委員長はかっこよかったです。
惚れ薬の効果が切れた後でもいつきのことが好きなようです。

委員長の言うようにいつきは中身のない人間です。

それでも私は判断を間違えないと、堂々と好きを認めます。

あーーかっこいいですね。
他の女子に人気があるのも頷けます。
今後もいつきのダメさ加減と委員長のカッコよさに注目したいと思います。

 

 

 

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