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アニメ「ぼっち・ざ・ろっく」8話のシーンだ。打ち上げにておしゃれな料理の注文をする喜多さんを見たぼっちちゃん。スタパでもおしゃれな注文をしている喜多さんを妄想している。
その時に言っていたのが「ペペロプリプリパピプペポペロペパチーノのショート」だ。ネットではスタバで注文するときは何やら呪文を唱える必要があるといわれている。多分この商品もそういった類のものだろう。
スタバにはあまり行かないのでどんなものなのか見当がつかない。スタバの公式サイトを見てもペペロ云々といった商品はなかった。もしかして隠しメニューかとも思ったがぐぐっても何も出てこない。
まさかスタバじゃないのか。スタバに似た個人で経営している喫茶店なのかもしれない。ぼっちちゃんもスタバには詳しくなさそうなので勘違いしていると思われる。
「ペペロプリプリパピプペポペロペパチーノのショート」
詳しく見てみよう。
スタバの長い呪文は単語と単語が繋がって長くなっている。例えば「グランデアイスノンアイスエクストラミルクラテ」という呪文。単語を分けてみるとグランデはサイズ、アイスは冷たい飲み物、ノンアイスは氷なし、エクストラミルクはミルク多め、ラテはコーヒーの種類となる。
このように長い呪文も分けてみれば専門用語や略語が見えてくる。ペペロプリプリパピプペポペロペパチーノのショートも分けて考えてみる。
まずは「ペペロ」から。ググってみると韓国で販売しているポッキーのようなお菓子らしい。ここから見えてくるものがある。喫茶店でポッキーが使われている料理といえばパフェだ。おそらくペペロプリプリパピプペポペロペパチーノとはそういったデザートではないだろうか。
ということは「プリプリ」とはプリンで間違いない。プリンが乗っているパフェはよくある。プリプリはプリンを2つ乗せるという意味になる。
パピプペポもパフェに入れる材料の頭文字だ。パ行の食材なんて滅多にないか。だからパフェに入っていてもおかしくないものなら、それが正解になるはずだ。つまりパイン、ピーナッツソース、プリン、ペッパー、ポンデリングになる。
またプリンを入れるなんて変だと思う人もいるかもしれない。しかしスーパーで販売しているプリンは3個入りばかりだ。材料が余らないようにする工夫がなされている。なにもおかしくない。
最後のペロペパチーノは難しい。どこで区切ればいいのかも分からない。そこで「チーノ」について考えてみる。チーノといえばカプチーノが連想される。カプチーノはcappuccinoと書き、最後の「ino」が小さい、かわいいという意味になる。であるなら「peropepatino」は「peropepat」と「ino」で区切ることができる。
さらにペパトはイタリア語でピリッとしたという意味になる。上記の材料にもペッパーが入っているのでこれは間違いないだろう。そして「ペロ」。これはよく分からなかった。ローマ字に直すとperoになることからpro(専門家のことプロフェッショナル)と言いたかったのかもしれない。
以上からペロペパチーノはプロが作ったピリッとした小さい、かわいいものという意味になる。
まとめると
ペペロ ポッキーのようなチョコ菓子
プリプリ プリン2つ
パ パイン
ピ ピーナッツソース
プ プリン
ペ ペッパー(胡椒)
ポ ポンデリング
ペロペパチーノ プロの作るピリッとした小さいかわいいもの
ショートは普通にサイズのことだ。
けっこう美味しいかもしれない。
というわけで材料を買ってきて作ってみようと思う。
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キターン