ゆりどく

百合的な何かを書いていこうかなと

サモンナイトは主人公を女性にして百合展開させるものである【日記】

仲間と一緒に旅をして共に困難を乗り越えて最後にはボスを倒して平和になった世界で一番好感度の高かったキャラクターとエンディングを迎えるみたいなゲーム。大好きです。特にヒロインが複数いて好きな子を選んで攻略するというやつ。あ、もちろん主人公は女性である。百合好きなら主人公は女性一択。

しかしこの令和の時代、あらゆるコンテンツにインスタント性が求められている。つまりさくっと満喫できてすぐ次の作品を楽しむような時代だ。そのためマルチエンディングどころかストーリーが長くなってしまうRPGでさえ敬遠されている。

その結果、ヒロインをひとりずつ攻略できるようなRPGが減っていってる。少し悲しい。

 

僕がよく遊んでいたのはサモンナイトシリーズだ。今は亡きフライト・プランが作成していたシミュレーションRPG。いわゆるファンタジー系の作品でストーリーが濃密で難易度もちょうどいい。何週もして遊んでいた。このゲームこそ上述した「ヒロインが複数いて好きな子を選んで攻略するというやつ」である。

その中で特にお気に入りのシステムを紹介する。

(シリーズ1~4までの話です。それ以降は遊んだことないのでよくわかりません)

 

・主人公が男女選べる。

ゲームといえばだいたい男が主人公だった。初期のポケモンドラクエもFFですら主人公は男性だった。おそらく男主人公のほうが感情移入しやすいからと思われる。当時から百合好きだったので女性が主人公のゲームを探すのに苦労していた。だがこの主人公の性別を選べるシステムはどちらのニーズにも対応できていて良かった。

 

・仲間が20人近くいる。

登場キャラクターが多いこともよかった。たくさんいるので刺さるキャラはけっこういた。特にサモンナイト2に登場するハサハという狐耳の女の子が好きだった。ほかにもお気に入りのキャラクターがいて、それぞれのエンディングが見たいがために何度も周回した。ただ収集癖のある方や全部のエンディングを見ないと気が済まない方にはちょっとしんどいかもしれない。クリアするのに十数時間かかるのを20回繰り返す必要がある。

 

夜会話システム

20人近くキャラがいるとメインストーリーではセリフが少ない、あるいは全くないキャラも出てくる。シナリオを展開していくうえでそれはしょうがないことだ。それでも熱い山場でお気に入りのキャラがあまりしゃべらないとなると悲しい。

そこを救済するのが夜会話システムだ。サモンナイトではチャプターごとに物語が進行していく。チャプターが終わり次のチャプターへ移る前に、特例の誰かを選んで主人公とふたりきりで会話する。これが夜会話システムだ。メインストーリーでは出番がなかった子も夜会話ではストーリーに沿った話をしてくれるので、「ああ、あのとき一緒にいたんだ」と思えることができる。

この夜会話システムは好感度を上げるのにも重要な役目を果たしている。お気に入りのキャラのエンディングを見たい場合は夜会話で何度もふたりきりで話をして、がっつり好感度を上げていく必要がある。

 

以上3つがサモンナイトシリーズをしていてよかったと思う点だ。こうやって思い出しながら書いているまた遊びたくなってきた。今の僕の環境だとこのゲームをするのには難があるので、steamやswitchで遊べるようになってほしい。